Inspiration

2024.03.01

ゴルフ、サーフィン、フィッシング。Dream Ayaさんが自分らしくありのままでいる理由。

ダンス&ボーカルグループの中心メンバーとして活躍し、現在は写真の仕事を軸に、さまざまなジャンルで活動されているDream Ayaさん。日々忙しく過ごしながらも、オフの日はゴルフ、サーフィン、釣り、ランニング、サウナなどアクティブに楽しんでいらっしゃいます。そんなAyaさんにオンとオフのバランスの取り方について、アクティブな生活を通して気づいたことを伺いました。

ダンス&ボーカルからフォトグラファーへの転身。

─Ayaさんの現在の活動内容を教えてください。

フォトグラファーとして撮影の仕事をメインに、生甘酒「いただき燈」のプロデュースやライフスタイルブランドのディレクション、保護犬譲渡活動の手伝いなどをしています。

―ボーカル&ダンスグループを卒業し、写真の仕事をメインに始めたきっかけはなんでしたか?

高校生の頃、カメラに興味を持ち、写真を撮るようになりました。私はずっとガールズグループにいたので、日常でメンバーを撮ることが多かったんです。その写真がグッズになったり、本になったりするのも嬉しく、ますます写真が好きになりました。

30歳で現役を引退する時、ダンスや歌とは違う自分らしい表現方法を模索していました。唯一続けていた趣味が写真だったので、きちんと勉強しようと思い、フィルム専門のカメラ屋さんで働きながら、写真を学んだんです。徐々にアパレルブランドのビジュアルやアーティストのジャケット、メディアでの撮影などお声をかけていただくようになりました。写真だけでなく、ライフスタイルブランドのディレクションや生甘酒のプロデュースも自分がやりたいと思って始めたことです。デビューしてからほぼ休みがなかったから、引退したら自分のやりたいことはやろうと思っていたんです。

ゴルフはなかなか上達しないから楽しい。

―オンの時は常にいろんなプロジェクトが同時進行し、多忙を極めていらっしゃると思うのですが、オフの切り替えはどうやっていますか?

それこそ芸能界にいた時はオン・オフの切り替えが苦手で常にオンの状態でした。休みの日であっても、何か誘いを受ければ行くようにしていたんです。そこで何かの新しいチャンスが眠っているかもしれないと思っていて、“休憩する”という概念がなかったですね。常に動いているから、友人たちからは“マグロ”と呼ばれていたんですよ。「もうちょっとゆっくりして!」と(笑)。それが、芸能の仕事を辞めて結婚を機に家族ができてから変わりました。家に帰る途中で自然と気持ちがオフになり、心が休まるようになりました。

―Ayaさんのインスタを拝見すると、オフの日は家族や愛犬と過ごすだけでなく、ゴルフや釣り、サーフィンなどアクティブに趣味を楽しまれている姿が印象的です。

じっとしているのが苦手なので(笑)、休日はスポーツをするのが好きですね。芸能界にいた時はたまにフットサルをすることはあったのですが、30代に入り、若い頃と同じように動いていたら疲れやすくなってしまって(笑)。年を重ねながら長く楽しめるスポーツはないかと思っていた時に、友人から勧められたのがゴルフでした。友人のおじいちゃんは90歳になった今もゴルフをしていると聞いたんです。それで始めてみたら、見事にハマってしまいました。

―どんなところを魅力に感じましたか?

すぐに上達しないところですね。というのも、私は運動神経がいい方で、どんなスポーツも割とうまくできるタイプなんです。ゴルフも打ちっぱなしに行ってみたら、まぁまぁいい感じで。それで、ゴルフ場でラウンドデビューしてみたら、全くボールに当たらなくて散々な結果に。それがあまりに悔しくて、大泣きしたんです。こんなにうまくいかないことあるのかって。そこで火がついて打ちっぱなしやレッスンに通うようになりました。それでもすぐに上手になるわけではないのがまたおもしろいですね。

あと、ファッションも楽しいんですよ。ゴルフは“紳士のスポーツ”と言われていて、トップスは襟付きがマストといった独自のドレスコードがあります。そういったマナーを守りながら自分らしいファッションを考えるのが楽しい。今日着ているセットアップも実はゴルフウエアなんですよ。トップスとボトムス、それぞれで日常で着られるので気に入っています。夏は古着屋さんで見つけたポロシャツとチノパンと合わせたりして、お金をかけても楽しめる自分らしいファッションを研究しています。従来の女性らしいゴルフウエアとはまた違った、ボーイッシュなパンツスタイルで楽しむ人も増えてきました。より多くの人がやりやすい環境にはなっていると思います。

―“ゴルフ=年配の男性のスポーツ”というイメージがありましたが、Ayaさん世代の女性も増えているんですね。

そうですね。まだまだ敷居は高いとは思うのですが、徐々にいろんな人が楽しむようになっていると思います。ゴルフは他のスポーツと違って年齢や性別、体力差とは関係なくプレーできるところがいい。年配の方だけでなく、プロ並みに上手な小学生もいたりして、刺激を受けます。ゴルフ場に行くと、普段では接点のなさそうな人とも出会えるのも魅力です。最近ではゴルフウエアやイベントの撮影の依頼をいただくことも多く、趣味で楽しんでいたものが仕事につながっていくのが嬉しいですね。

ゴルフが繋ぐ縁。屋外スポーツを楽しむお供とは。

―釣りやサーフィンを始めたきっかけは何でしたか?

どちらもゴルフがきっかけで始めたんです。アメリカ・カリフォルニアにはゴルフとサーフィンを楽しむ「SURF & TURF」というカルチャーがあり、朝サーフィンをしてから昼はハーフゴルフをするとか、波が良くない日はゴルフをしようとか、そのカルチャーが日本でもじわじわ広がっていて、私もサーフィンをするようになりました。また、ゴルフと釣りを楽しむ「ゴルフィッシング」というイベントがあり、それがきっかけで釣りをするように。ゴルフがいろんな縁を運んでくれているなと感じます。

ゴルフだけでなく、どんなスポーツも「初めまして」の人ともすぐに仲良くなれるのがいいですよね。大声を出して喜んだり、ハイタッチしたり。感情の共有ができ、人との関係を近づけてくれるのが魅力です。

―Ayaさんがスポーツに夢中になれる理由はなんでしょうか?

ストレス発散になるからかな。私はつい寝る直前までスケジュールのことが気になったり、移動中も仕事のことを考えてしまいがちなのですが、スポーツをしている時だけ仕事もプライベートも忘れてプレーに集中できる。それが長年やってきた歌とダンスにも通じるものがあるんです。自分らしく、ありのままでいられるのは、スポーツのおかげだなと思います。

また、スポーツを楽しめる環境があることもありがたいなとつくづく感じます。周りに感謝をしながら、いくつになってもアクティブに楽しめたらいいなと思います。

―スポーツを楽しむと長時間外にいることも多いと思いますが、UV対策はどうされていますか?

顔はしっかり日焼け止めを塗りますが、体は朝に塗ったら塗り直さないことも(笑)。ゴルフクラブや釣り竿など手に何かを持つことが多いのですが、その時なるべく手に油分がつかないようにしたいんです。だから、日焼け止めを塗るのが億劫になってしまっています。

―今回はathletiaから新しく発売されるミストタイプのボディ用日焼け止めをいち早く使っていただきました。使用感はいかがでしたか?

アクティブな毎日を過ごす人には本当におすすめしたいと心から思いました。クリームタイプの日焼け止めはどうしても肌が張る感じがしたり、手が滑ってしまってスポーツをしていると中々途中で付け足すのが難しかったりするのですが、athletiaのUVボディミストはスプレータイプだから手の滑り感を気にしなくていい。そして凄く軽くて肌がリフレッシュした感覚になりましたし香りもスッキリでゴルフバッグには絶対入れておきたい必需品となりました。

―オン・オフをフルに楽しんでいるAyaさんですが、今後やってみたいことはありますか?

10代から常にアクセル全開で走ってきたので、今年はもうちょっと肩の力を抜いて自分の時間を大切にしたいなと思っています。

―そう思われるようになったきっかけが?

2匹の保護犬を迎えて、彼ら中心の生活をしているのですが、もっと一緒にゆっくり過ごす時間があってもいいんじゃないかなって思っています。オンもオフもアクティブに楽しみつつ、リラックスすることも忘れずにいたいですね。

  • Text/Mariko Uramoto
  • Photo/Yui Sakai
  • Edit/Riku

プロフィール

Dream Aya

2002年、dream(現Dream)に加入し、デビュー。2011年よりガールズエンタテインメントプロジェクト、E-girlsの初代リーダーとして活動。2017年にボーカル&パフォーマーを引退。その後、写真や絵などアートな才能を活かしクリエイティブ業に専念。2020年からはフリーランスで写真家としての活動をスタート。生甘酒ブランド「いただき燈」、ライフスタイルブランド「asebi」のプロデュースなど活動は多岐にわたる。

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